【必見!直前対策】電験三種の試験を受ける前におさえておくべき6つのこと

更新日:2025.08.04投稿日:2025.08.04

電気分野の資格の中でも登竜門的存在として知られる電験三種。合格を目指し勉強する人に、試験の直前対策を6つご紹介します。

対策①得意な問題をおさらいする

山積みになった電験三種の参考書類

まずは得意な科目や問題のおさらいをしましょう。苦手な科目や問題の追い込みをして、解ける問題を少しでも増やしておこうと考えがちですが、合格点を取るにはうっかりミスやド忘れによる思わぬ失点を防ぐことも重要です。試験の直前こそ、得意な科目や問題の解き方を復習しておきましょう。また、試験の直前や当日は極度の緊張状態に陥ることも多いですが、得意な問題に触れると自信や弾みが付きやすく、リラックスした状態で試験に臨める効果も期待できます。

対策②模擬試験を実施して雰囲気に慣れる

電験三種の模擬試験を解いている様子

2つ目は、模擬試験を行い、試験の雰囲気や時間配分に慣れておくことです。自分の弱点を整理できるだけでなく、試験時間内に全ての問題を解答できないと分かれば、得意な問題から着手するなど、解答の順番を工夫したり、予め1つの問題に悩む時間を決めておいたり、試験対策案を考えることができます。また、複数の科目を受験する場合、点数が低い科目の受験を見送り、合格できそうな科目に集中するといった取捨選択を図ることもできます。スケジュールに余裕を持って、1度は必ず模擬試験をやっておきましょう。

対策③B問題や苦手な問題を暗記する

試験対策で苦手科目を暗記する

合格点に達するかどうか怪しい科目の直前対策として有効なのが、苦手な問題の解法を暗記することです。一か八かの戦略ではあるものの、運よく暗記した問題が出題されれば正答できる望みが高くなるため、最後のあがきとして使って損は無いかもしれません。

特にB問題は難しい問題として敬遠しがちですが、解き方さえ分かれば確実に正解しやすい問題も多いため、しっかりと対策を練っておくことをオススメします。ただし、合格点を十分に取れる見込みがある場合は、得意な問題の確実性を上げておく方が優先ですし、あまりに多くの問題を暗記しようとすると却って逆効果となるため、状況に応じて使い分けましょう。

対策④問題集や解く年度を変えてみる

さまざまな問題集を使い、いろんな問題に慣れておく

毎日コツコツと勉強している人にオススメなのが、使う問題集を変えてみる対策です。同じ問題集を使って繰り返し勉強していると、ページ構成や問題の順番などから正解の選択肢を覚えてしまい、理解していなくとも解けてしまう場合も。異なる問題集を使ったり、解き慣れていない年度の過去問にチャレンジしたり、問題集を解く順番を変えてランダムな問題からチャレンジするなど、条件反射で答えが出てこないよう工夫して勉強することで、どんな問題でも落ち着いて解くことができますよ。

対策⑤問題を異なる角度から解いてみる

もっと勉強したい!という人にオススメの直前対策は、いつもと異なる解き方で問題を解く方法です。たとえば、択一式の問題なら、誤りの選択肢がなぜ間違っているか説明しながら、消去法で正しい選択肢を導き出したり、計算問題なら、どこでどういう間違いをすると誤った選択肢に辿り着くのかを考えたりします。ほかにも答えが分かっている問題の解説文を自分で作ってみるのも良いでしょう。これらの解き方に慣れておけばケアレスミスやド忘れによって不正解になる可能性が下がるため、基礎知識が身に付いたら積極的に取り入れることをおすすめします。

対策⑥試験の要項を確認し、体調管理に努める

事前の荷物チェックや体調管理を行おう

直接的な対策ではありませんが、確実に受験にのぞめるように、試験に必須の持ち物や、持ち込める筆記用具や電卓の仕様、試験会場までの道のりなど、事前に試験要項などを確認しておきましょう。

また、試験日まで体調管理に努めることも重要です。試験当日に寝不足にならないよう十分な睡眠を取るのはもちろんですが、思わぬ風邪や病気に罹ったりしないよう、1週間程前から体調管理に努めましょう。また複数の科目を受験する場合は長丁場の試験となるため、本番の暑さ、寒さ対策を徹底するなど、万全な状態で試験に臨めるようにしましょう。

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