生活と電気
電気はどうやって手元に届くの?〜動画を見ながら楽しく学べる「電気の通り道」をご紹介!

電気は目に見えないものであるため、どのようにして私たちの手元に届くのか、イメージしづらい人も多いかもしれません。しかし、身近な“電気の通り道”がわかることで、理解を深めることができるのです。
それでは、仙台市荒巻小学校のみんなと一緒に、電気の通り道を辿る探検に出てみましょう🎵
電気は目に見えないけど、通り道は見つけることができる!
東北電力ネットワークでは、小学校の児童や中高生向けにさまざまな課外授業や変電所の見学会、職業体験などを開催しています。東北電力ネットワーク仙台電力センター(以下、仙台電力センター)が2023年から行っている「電気の通り道」は、電気のプロと小学校の児童が実際に歩きながら、電気の設備や電気の流れを理解し、学ぶ人気の校外学習です。今回、その校外授業の様子が、非常にわかりやすい動画になって公開されました。
スタート地点は学校の敷地内にある大きな白い箱――高圧受電設備。設備について説明を受け、電柱や引込線を確認しながら、電気の流れを理解します。そこから次は小学校の外へ…。歩きながら、電線や電柱を辿り、みんなで電気の流れを確認。街中にある高圧線や柱上変圧器、柱上開閉器など、電気関連の設備を見つけたら、その都度、役割や仕組みについて学びます。
最後に訪れるのは、電気の大きさを変える変電所。普段は覗くこともできない変電所の中で、ガス絶縁開閉装置や配電用変圧器まで見学できるため、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しみながら学ぶことができるのです。

東北電力ネットワーク仙台電力センターのご担当者様にこの動画の見どころを伺うと、「この動画は学習の流れがわかるような構成とし,児童目線を心がけ,子どもを含めた一般の方にも分かりやすい動画になるよう努めました。道路でよく見かける設備が何という名前でどのような役割があるのか,普段立ち入れない変電所の中にどのような設備があるのかを知る機会になればと思い、設備の名称や説明を丁寧に入れています。子どもたちが電気設備を追いかける姿を通じて、より多くの方々に電気設備に興味を持っていただき、電気が届くまでの過程に思いを馳せるきっかけとなれば嬉しいです」と笑顔でお答えいただきました。
電気を学びながら、エネルギー資源の重要性についても考えることができる充実した内容です。ぜひ、ご視聴ください!
ご協力
東北電力ネットワーク株式会社 宮城支社
公式ウェブサイト:https://nw.tohoku-epco.co.jp/index.html

テレビCMでお馴染みの「関東電気保安協会♪」はどんな仕事をしているの?編集部が研修施設に潜入!【前編・インタビュー】
関東エリアにお住まいの方なら、テレビCMで「関東電気保安協会♪」というフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ただ、実際にどんな仕事をして…

テレビCMでお馴染みの「関東電気保安協会♪」ってどんな仕事?編集部が研修施設に潜入!【後編・レポート】
関東エリアにお住まいの方なら、テレビCMで「関東電気保安協会♪」というフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ただ、実際にどんな仕事をして…