ホランド理論とは
個人の適職を考える時によく活用されるキャリア理論の一つに【ホランド理論】というものがあります。個人の性格や興味関心、志向などの特徴を6つのタイプに分類し、その人によりマッチする仕事を探しましょう!という理論です。それでは早速、この理論を活用して「今の自分に合っている仕事」を探してみませんか?
以下の設問毎に4つの質問を0~3の数字で答えて合計点を出し、合計点が一番高かった設問から自分のタイプを探してみましょう。
0好きではない 1やや好きだ 2好きだ



【Rタイプ】の得点が高かった人は・・・・Realitics:現実的タイプです
物や道具を扱うことを好み、秩序や組織的な活動を好む傾向があります。競争心もあり、技術的関係の仕事に向いています。
そんな【Rタイプ】の人に向いている仕事は
職人、電気エンジニア、調理師、農業、消防士、理学療法士、外科医、カメラマンなど
【Iタイプ】の得点が高かった人は・・・・Investigative:研究的タイプです
データや生物学などに興味があります。知的好奇心が強く分析などが得意です。創造的な研究や調査なども好みます。
そんな【Iタイプ】の人に向いている仕事は
動物・植物生理学関係の仕事、研究者、教授、医者、プログラマー、エンジニアなど
【Aタイプ】の得点が高かった人は・・・・Artistic:芸術的タイプです
独創的でアディアやモノを扱うことを好みます。慣習や同じ作業を得意とせず、常に創造的に物事を考えているタイプです。
そんな【Aタイプ】の人に向いている仕事は
クリエイター、デザイナー、美術・音楽関係、アパレル業、モデルなど

【Sタイプ】の得点が高かった人は・・・・Social:社会的タイプです
人に興味関心があり、人に教えたり人と一緒に活動することを好みます。責任感も強く、親切で様々な人々と関わることが好きです。
そんな【Sタイプ】の人に向いている仕事は
教育、保育、カウンセラー、福祉サービス、接客業、社会奉仕など
【Eタイプ】の得点が高かった人は・・・・Enterprising:企業的タイプです
人やデータを扱う仕事を好みます。リーダーシップをとりながらグループをまとめることも得意です。目標達成、経済利益を目的とした活動を好みます。
そんな【Sタイプ】の人に向いている仕事は
管理職、経営者、営業職、弁護士、起業家など
【Cタイプ】の得点が高かった人は・・・・Conventional:慣習的タイプです
データを扱う仕事を好みます。資料などを体系的、秩序的に整理し管理することなどが得意です。様々な状況において柔軟に対応ができ協調的です。
そんな【Cタイプ】の人に向いている仕事は
経理、秘書、税理士、金融業、事務など

まとめ
自分の興味関心、得意な事や苦手な事、そして価値観など様々な角度から自分を知ることで「自分にあっている仕事=より適している職業」の大まかな範囲を知ることができます。これから進路を考えていく上で参考にしてみてください。結果を参考に、今後、転職や退職を考えた時にはあらためて今の自分の適職を見直してみるもの良いかもしれませんね。