電気工事士マンガ「転電虫」 第二十三回「床下から出ると…」

更新日:2023.05.08投稿日:2023.05.08

安心してください!生きてますよ!

床下から出ると…

あとがき

あるリフォームのご依頼の時の話ですが…。 和室の部屋は、畳を取って、床板を外し、床下に入れるようになっています。その時のご依頼も、調査した結果、天井から電線を配線することができないと判断したため、床下で配線をすることに。材料を持って、床下の狭い中移動をして、配線と結線を完了。 また、狭い中を和室まで戻り、顔を出し、深呼吸♪「はぁ~、無事に終わった~♪」と、振り返ると、施主様の奥さんが…。 「きゃあああ!!」という悲鳴が、家の中に響き渡る結果に…。 施主様の方から、工事をするということは聞いていたようなのですが、床下に入って作業をすることは聞いてなかったようで…。「スミマセン、一瞬、生首かと思って…」と、謝られる始末。まぁ、ヘルメットを被った生首も珍しいとは思うのですが…。 今度からは、床下作業中の張り紙でもしておこうかな…。ちなみに、最近の住宅ではあまりないですが、床下に入ると、地面が土というご自宅もあります。(最近の住宅は、基礎がコンクリートですが) その時は、結構多めに畳などに敷く養生(ブルーシートや新聞紙等)を持っていかないと、施主様のご自宅を汚ししまうので、注意しないといけないですね。

プロフィール

貴泉(きせん)

40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士、第一種電気工事士、第一種衛生管理者です

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