
自分の目的に合った内容の勉強ができていますか?
「〇〇大学に行きたい!」「この学部で勉強したい」「将来この仕事に就きたい!」など、まずは自分の目的を明確にしてゴールを定めましょう。
目的と目標が明確になったら、受験日に向けて勉強の計画を立てます。計画の立て方は学年により最適な方法が変わっていきます。1・2年生の場合は、行きたい大学の傾向をつかみましょう。赤本などを参考に、過去の問題にどんなものが多いのかをチェックしたり、予備校や塾の先生に相談したりするなどして、問題の傾向を聞いてみるとよいでしょう。
志望校がこの時点で決まっていない場合は、基礎的な科目のレベルを上げることに力を入れるとよいでしょう。基礎的な科目とは、英語・数学・国語です。とくに英語は文系理系に関わらず高配点なのできっちりと得点を稼ぎたい科目。将来、電気関係に進みたい人は数学も大切です。
3年生になったら志望校の候補がある程度絞られていると思いますので、徹底的に学部対策を行いましょう。この時期に過去問に集中できるように1・2年生で基礎を固めておく必要があります。
試験科目の選択も合格率に関わる
英・国・数以外にも、社会や化学などの項目の受験を受ける場合もあります。
合格率を上げることが一番の目的なのであれば、試験科目の選択も重要です。
たとえば社会系の科目でいうと、
・世界史
・日本史
・地理
・政経
の4つに分けられます。
学部によってはこのうち1つだけでよかったり、2つの科目を組み合わせなければならなかったりします。なるべく避けたいのは歴史関係の科目を組み合わせることです。
とくに世界史は時間軸と地域の範囲がかなり広いので暗記量が膨大です。自分の得意・不得意を加味してピックアップしましょう。
生活環境や体調を整えることも大切!
大学受験はたしかに大切なイベントですが、健康あってのことです。勉強を重視して生活環境が乱れ体調を崩してしまっては元も子もありません。
また、日中に勉強に集中するためにも睡眠時間はきちんと確保してください。とくに受験直前になると睡眠時間さえ惜しいと感じてしまいますが、クリアな頭で試験当日にのぞみ、あなたの実力をしっかり発揮するためにも睡眠は重要です。