「電気の安全を守るひみつ」とは?
今回ご紹介するのは、電気の安全を守る人たちがどのような仕事をして、どのように私たちの生活を支えているのかがよくわかる「電気の安全を守るひみつ」です。関東電気保安協会とGakkenとの共同制作で、関東地方(山梨県、一部静岡県を含む)の小学校や児童館、図書館に無料配布されています。
東京都港区立芝浦小学校にて、図書委員の生徒さんへ関東電気保安協会 広報部 高荷さんが「電気の安全を守るひみつ」を贈呈。(写真)
本書は小学生の主人公が関東電気保安協会の4大業務(保安業務・調査業務・建設業務・広報業務)を知ることにより、電気の安全がどのように守られているかを学んでいく内容になっています。小学生はもちろんのこと、電気保安の仕事に興味がある人にもおすすめです。
平賀源内が現代に!?
平賀源内と言えば「エレキテル」!その「エレキテル」がマンガ内では色々な働きをしてくれます。雷の電気パワーのいたずらで江戸時代からワープしてきた平賀源内が、主人公を現代の方法で電気の安全を守っている人たちの現場に連れていきます。電気の安全について説明しながら、電気保安協会の4大業務(保安業務・調査業務・建設業務・広報業務)について学んでいきます。普段はあまり見ることができない電気保安協会の仕事。「一体、どんなことをしているの?」マンガで分かりやすく表現しました。また、AIなどのデジタル技術を活用した“スマート保安”についても説明しています。
平賀源内についてもっと知りたい方はコチラ↓
電気なデンキ。日本初エレキテルの復元を遂げたイノベーター・平賀源内 その1
https://www.watt-mag.jp/articles/17江戸時代の中期に活躍したイノベーター・平賀源内(ひらが・げんない)。 源内はエレキテルの発明家として名が知れていますが、彼の活躍はそれだけにとどまらず、蘭学者、本草学者、医者、シナリオライターなど、マルチな分野で才能を見せ、多彩なキャリアを築きあげました。 日本初となる静電気発生装置・エレキテルを復元し、江戸時代をほのかに照らし出した平賀源内とはどんな人物だったのか。どうやってエレキテルを復元したのか。現代の視点で見ていきましょう。
小学生の感想
実際に、マンガを読んだ小学生の感想は次のとおりです。
・「VR」、「タブレット」、「電子黒板」、「推し」といった現代にそった言葉やモノで表現されていてわかりやすかったです。また、お笑いもあり、楽しく読むことができました。
・4年に一度、家庭の電気の安全点検を行っていることを知りませんでした。また、どんなことを点検しているかも知ることができて、読んで良かったです。
・表紙を見たときにちょんまげの人がなぜ電気?と思いましたが、この本を読んで江戸時代に電気に関わっていた人がいたことを初めて知りました。
電気の過去から未来までを知ることができる1冊。ぜひ、手に取ってみてくださいね。
本の概要
タイトル : 学研まんがでよくわかるシリーズ 特別版『電気の安全を守るひみつ』
発 行 : 株式会社 Gakken
漫 画 : 工藤ケン
構 成 : 橘 悠紀
ページ数 : 本文128ページ
目 次 : プロローグ 電気の安全を守る研究処!?
第1章 電気は正しく安全に!
第2章 工場やビルの電気を守る
第3章 電気の工事は安全第一で
第4章 家庭やお店の電気を守る
第5章 電気の安全や省エネの大切さを知らせる
第6章 電気を正しく安全に使っていただくために
エピローグ 電気のない生活は…
本はコチラで読むことができます
「学研まんがでよくわかるシリーズ」は非売品のため書店での一般販売はありません。
『電気の安全を守るひみつ』は2024年3月から「学研まんがひみつ文庫」や、学研キッズネット内の「まんがひみつ文庫」にて無料で公開されています。
▼学研まんがひみつ文庫
https://gk-himitsu.gakken.jp/385/80521c41b9ad40ef9cabdab193701700
▼学研キッズネット
https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library-work014/
電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた協議会
の事務局を担当しています。
電験三種の免状は取得しておりますが、実務経験がありません。
電気業界に係る電気人として、電気業界を盛り上げていきたいです。
よろしくお願いいたします。