It's not so bad being in the light .
「たまには照明があたるのも悪くない」
本作で登場する最重要人物のケイシー・クック。彼女はケヴィンの中にある別人格に誘拐・監禁された女子高生でしたが、本作ではケヴィンと対面で会うことを決意し、面会の中でさまざまな人格と会話します。 彼に少しずつ共感を抱き始めていたケイシー。終わりに近づくシーンでは、24の人格が入れ替わりながら彼女に話しかけます。そして最後に呟いた言葉…。傷ついた心を癒すように、光に照らされた自分を想像していたのかもしれません。
ミスター・ガラス(2019年)
作品情報
2001年に公開されたアンブレイカブル、2017年に公開されたスプリットの続編。いずれの作品も、フィラデルフィアで発生した131人の乗員・乗客が亡くなるという悲惨な列車衝突事故を軸に話が展開します。三作目となるミスター・ガラスでは、不死身の肉体と悪を感知する能力を持ったデヴィット(ブルース・ウィリス)、乖離性同一性障害で23もの人格を持つケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、非凡なIQと骨形成不全症を患っているミスターガラス(サミュエル・L・ジャクソン)、特殊な能力を持つ3人がフィラデルフィアの施設に集められ、研究が開始されます。彼らは一体何者なのか、心に傷を負った人がどのように解放されていくのでしょうか