人との出会いがたくさんあることが、この仕事の醍醐味ですね。
電気を運ぶ送電線を支えるこの建造物を守るお仕事をしている20代女性がいます。それが岳南建設の広島支店に所属する松山さんと東京支店に所属する亀田さんです。
現場は男性ばかり、黙々と作業するから大変そう…。そんな心配ごとも吹き飛ぶぐらい満面の笑顔で「1日として同じ仕事をすることがないので、楽しくて刺激的ですし、飽きない。飽き症の私にはぴったり」と語る松山さん。そして、「現場はチームで動かないといけないので上下関係もなく、一人ひとりが1プレイヤーとして活躍しています。そのぶん責任感は大きいですが、それが成長につながっていると実感しています」と語る亀田さん。
日々、真摯に電気と向き合う2人のインタビューをどうぞ。

男性ばかりの現場で女性が働くのは大変ですか? 電気工事業界で奮闘する20代女子のリアルトーク(前編)
https://www.watt-mag.jp/articles/43空に向かって、力強く、まっすぐと伸びる「鉄塔」。みなさんは、電気を運ぶ送電線を支えるこの建造物を“守る”お仕事があることをご存じでしょうか。その現場で今、活躍している20代の女性たち、それが岳南建設で働く松山由夏さんと亀田紫野さんです。2人は若き女性技術員として日々、鉄塔を見つめ続けています。男性ばかりで、なおかつ体力が必要な現場。この仕事を選んだ理由を伺いました。

男性ばかりの現場で女性はどう活躍できる? プライベートはどうしてる? 電気工事業界で奮闘する20代女子のリアルトーク(後編)
https://www.watt-mag.jp/articles/44発電所から送られた電気を運ぶ送電線を支える「鉄塔」を日々守る、岳南建設の松山由夏さんと亀田紫野さん。ヘルメットをかぶり、外で働くこともあるこの仕事。きっと男顔負けの逞しいタイプなのかと思いきや、目の前に現れた2人は小柄で可愛い女の子でした。こんな華奢な子たちが現場に⁉ 前編では彼女たちの仕事への想いを伺いましたが、後編ではプライベートをメインにインタビュー。電気工事業界で働く女子のオフに迫ります。
どんなときも仕事が安定しているのでやっぱり安心感はあります。
四国電気保安協会の梶村さんは、高校2年生の時に四国電気保安協会のインターンシップに参加。そこで職場の雰囲気の良さにひかれ、“なんとなく”入社試験を受けてみようと思ったそう。早く社会人になって、一人前の大人として働きたかったという彼女ですが、入社から5年、働く中で徐々に仕事への責任感が芽生え、今では頼れる存在として、徳島県内にある建物の電気設備(自家用電気工作物)の点検や保守管理を担当しています。
プライベートも楽しみ、まずは電気主任技術者として一人前になることを目標に頑張る姿をお届けします。

入社5年目。“なんとなく”はじめた仕事が今は私の心に灯をともす--22歳女子の仕事観
https://www.watt-mag.jp/articles/71学生時代を終え、社会人としての第一歩を歩む始めの職場は自分の人生を決める重要な場所。しかし社会に出たことがない学生さんにとっては、どんな会社がいいのか分からず、“なんとなく”で決めてしまうことも。四国電気保安協会の梶村彩姫さんもそんな一人でした。しかし、「仕事に向き合うなかで徐々に仕事愛が芽生えていった」と語る梶村さん。4年間で変化した仕事観とは?
電柱に登るのはアスレチックみたいな感覚なので、楽しいですよ!
「唯一驚いたのは電柱に登ること。もちろん、現場で登ることは知っていたんですが、かなりの頻度で登るので驚きました(笑)。え?今日も?みたいな。」それでも気づけばヒョイヒョイと軽〜く登れるようになったと語るのは、中部電気保安協会に所属する関ひかるさん。
体力面で男女の差を感じることはあるといいますが、「この仕事は技術職なので、本来は性別関係なくできる仕事」と力説。
電気を守っていかねばならないという使命感を抱いて働く、関さんの頼もしい姿を拝見ください。
性別を問わないこの仕事。生真面目な私は今日もみんなのために電気を守る!
https://www.watt-mag.jp/articles/99一昔前は現場では男性が力仕事を、女性は社内で事務を、といった印象が色濃くありましたが、最近では価値観や働く環境が多様化し、誰もが自分らしく働ける環境が浸透してきました。工事現場で活躍する女性作業員もいますし、キャビンアテンダントとして働く男性もいます。そして、電気の世界でも変化が起きているのです。男性ばかりだったところから、いまでは女性職員も少しずつ増加。そして中部電気保安協会で働く関ひかるさんも男性に交ざって、働く日々を送る女性職員の一人。今回は関さんに電気保安という仕事について語っていただきました。