スマートウォッチでできること
①消費カロリーがわかる
消費カロリーが計測できるため、肥満防止に役立ちます。摂取カロリーを上回るように運動することで、体脂肪の蓄積を防ぐ効果が見込めるでしょう。逆に、消費カロリーがわからないと、運動量が足りない場合や運動量が増えすぎて体に負担がかかる場合があります。
②睡眠の質がわかる
スマートウォッチを装着して就寝することで、睡眠レベルを計測できます。睡眠のステージを把握することは、健康管理でかなり重要です。睡眠には2種類があり、身体を休めるレム睡眠と脳を休めるノンレム睡眠です。健康であれば、1晩で5回ほどレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。
③心拍数がわかる
1分間あたりの心拍数を計測します。個人差はありますが、成人であれば1分間に60~100回といわれています。運動していない時に、心拍数が60未満や100を超える場合は身体に何らかの異常があるかもしれません。

Apple Watchの実例
Apple Watchには、不規則な心拍数の通知機能があります。海外で報告された事例では、心拍数が10分以上140超えたため異常検知し通知されました。自宅で安静にしていても常時160を計測、病院で受診したところ心拍障害と診断されたそうです。もし、スマートウォッチによる健康管理を行っていなかった場合、心臓発作をおこしていたかもしれません。
スマートウォッチを買うときは

おすすめスマートウォッチは、利用するスマホによって変わります。iPhoneをご利用の方はやはりApple Watchがおすすめです。Androidスマホをご利用の方はFitbitがおすすめです。
iPhoneとApple Watchは同じApple製品で、デバイスの連携やヘルスケアアプリの管理が容易なため最も王道の組み合わせです。AndroidスマホではApple Watchを使用できません。そのため、ワークアウトとヘルスケアに特化し計測精度に定評のあるFitbitが選択肢に入ります。
最新のスマートウォッチは、強い衝撃があった場合に自動で緊急通報サービスに連絡する衝突事故検出や、皮膚温センサーで今までよりも高度な測定が可能になりました。あなたも最新のスマートウォッチで健康管理してみませんか?
成人心拍数「1分間約60~100回」厚生労働省e-ヘルスネット参照
眠りのメカニズム「睡眠サイクル」 厚生労働省e-ヘルスネット参照
プロフィール
ガジェットブロガー×webライター しず(ryo shizu)
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WattMagazine編集部 編集長