エアコンの試運転

あとがき
暑い時期になると、エアコンの取付のご依頼が多くなります。ただ、このエアコンの取付が結構大変なんですよね。取り付け工事自体は、慣れてくれば要領が分かって、作業スピードは速くなっていきます。
2人1組で作業をする時は、2人で作業をうまく分担すれば、さらに速く作業ができます。1人は、家の中のエアコン本体の取付工事。もう一人は、家の外で室外機の設置や配管作業を進めていくような形になります。電源の増設工事が必要な時は、2人で協力して、配線やコンセントの取付を行っていました。
このように、作業スピードを速くする方法はあるのですが、とにかくエアコン工事は暑いのです。エアコンがないところや、故障したエアコンを取り替えたりするので当然ですが、時期的に体力勝負になることが多いのです。
そして、汗だくで作業を進めていって、作業が終わると、片づけをしながらエアコンの試運転。この試運転が結構楽しみだったりします。汗をかいた後に、エアコンが効いた部屋に入っていくのは、まさに天国♪
「はぁ~、涼しい~♪次の現場行きたくねぇ~…」って、体がとろけそうになります。まぁ、エアコン工事って、利益を出すために、1日3~5台は取付をしなければならないので、サボってるヒマはないんですけどね…。
プロフィール

貴泉(きせん)
40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士、第一種電気工事士、第一種衛生管理者です。
WattMagazine編集部 編集長