毎日、仕事に追われるように仕事をしている人が多いと言われています。
あなたも、毎日ただ疲れて帰ってくるだけで、達成感が得られず漫然と日々を過ごしてしまっているのではないでしょうか?
目標を立てることで、仕事へのやる気を高めて今よりももっと充実感のある日々を過ごしたいと思いませんか?
そのためには、効果的な目標を立てることが重要です。
そのための3つのポイントを紹介します。
目標を達成した後に何が起きるかを考える:ポイント1
ポイントの1つ目は、今思い描いている目標を達成した後に何が起きるか、何が生じるかを具体的に言葉にすることです。
例えば、資格試験に取り組んでいる人は、「○○試験に絶対合格!!」などという目標を立てがちだと思いますが、こういった目標の立て方は必ずしも効果的ではないのです。
試験合格を目指していることは、もう既に分かっていることで、改めて目標にするまでもないのです。それを、強い口調で表現したからといって、モチベーションが高まるわけではありません。自分自身の姿を描かなくてはならないのです。
試験に合格するというは、実はただの手段でしかありません。本当に、目標としているの試験に合格した後に生じることなのです。試験に合格した結果、自分自身が何を求めているのを自分自身に問いかけてみることが必要です。
もしかすると、誰かを見返してやりたいのかもしれません。それが本当の目標なのです。給料がアップした分を趣味に注ぎ込みたいのかもしれません。それが本当の目標です。もう既に、試験の合格を目指していることは分かっているのですから、そこを目標にしてはならないのです。合格によって達成しようとしている真の目標を見つけることが大切なのです。
自分自身の気持ちを思い描く:ポイント2
真の目標を見つけただけで安心してはダメです。その目標が達成された時に、自分自身が何をするかどんな気持ちなのかを具体的に思い描くことが大切です。
例えば、誰かを見返したら、どんな気持ちになるでしょうか? 優越感に浸るのかもしれません。アップした給料を趣味に注ぎ込んだら、自分自身はどな気持ちになるのでしょうか? 例えば、わくわくした時間を過ごすのかもしれません。
そういう自分自身を具体的に思い描くのです。
ここまで考えてみると、「資格試験に合格する」というは、目標でも何でもないと分かると思います。本当の目標は、「あいつを見返して、優越感に浸る」という目標だったり、「趣味にお金を注ぎ込んで、わくわくした時間を過ごす」というのが目標なのです。
つまり、目標は「・・・して、~する(~なる)」というのが自分自身が本当に求めている目標なのです。
この「・・・して、~する(~なる)」というのが、効果的な目標の公式です。ぜひ、活用してください。
文字にして書いておく:ポイント3
最後のポイントは、文字にして書いておくことです。
手帳のどこかに書いておくことも良いと思います。スマホの待ち受け画面にしても良いかもしれません。大きく書いてトイレに貼っておくことも良いと思います。
文字にしたものを常に目にすることで、意識付けが高まります。脳に自然と焼き付いてきて、目標に向かって脳が自然に活動するようになります。
まとめ
人が通常、目標だと思っているものは、目標ではありません。その目標が達成された時に何が生じるか、その時に自分自身はどんな気持ちなのかをよく考えて、「・・・して、~する(~なる)」という文に落とし込みます。これが、効果的な目標の公式です。
そして、それを文字として書いておき、よく目にするところに貼っておくことが大切です。
脳に焼き付いて、脳が目標達成に向かって自然と活動するようになります。
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