電気技術者試験センターでは、受験者の利便性向上による更なる資格者の確保や、新型コロナウイルス感染症対策に寄与するため、CBTの導入に向けたパイロットテストを実施しています。
一体、「CBT」とはどんな試験方式なのでしょうか?
今回はCBTがどんなものなのか、メリットも併せて紹介していきます。
CBTとはどんな試験方式なの?

CBTとはComputer Based Testingの略で、コンピュータを使った試験方式になります。
回答方法は通常の筆記試験とは異なり、問題の提示・解答をすべてコンピュータ端末で実施します。
試験は各都市に設置されているコンピュータ試験会場を活用しておこないます。従来のように多くの人が集まる試験会場で受験をする必要がないため、新型コロナウイルス以降、増加傾向にある試験形式なのです。
CBTのメリット
CBTは試験日時や試験会場が指定されるのではなく、受験者自身の都合で受験することができます。これまで、試験日や試験会場が指定されており、受験を断念せざるを得なかった人たちも、自宅や職場近くの会場で自分の好きなタイミングで受験できます。
今回はパイロットテスト形式で、無料で受験することができるため、今後、電気主任技術者試験や電気工事士試験の受験を予定している人、一度CBT試験を体験してみたい人はチャンスではないでしょうか。
電気技術者試験CBTパイロットテスト申込方法

CBTパイロットテストを受験するまでの流れを見ていきましょう。
まず、指定された期間に事前エントリーをする必要があります。
申込者多数の場合は選抜が行われるようですので、注意が必要です。
その後、選定結果のメール通知が届く予定になっておりますので、
受かった方はそこから本申込に進めるようになります。
各試験のエントリー期間は次のとおりです。
〇第二種電気工事士試験パイロットテストエントリー
エントリー受付中!
エントリー期間が4月26日まで延長されています!
〇第三種電気主任技術者パイロットテストエントリー
令和4年4月25日~5月10日
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.shiken.or.jp/pilot/index.html
第三種電気主任技術者試験と電気工事士試験の資格でそれぞれ行われるため、興味がある人はぜひこの機会に受験してみてはいかがでしょうか。