受験生が実践したい体調管理のポイント
日常的に行っている体調管理は、勉強に力を注ぐためにも非常に大切なもの。体調がすぐれなければ、勉強もはかどらずに大切な時間を無駄にしてしまいます。ここでは、体調管理のポイントを5つにしぼってご紹介します。

■基本的な感染症対策
受験を控える冬場は、空気が乾燥してウイルス感染が流行しやすい季節です。近年ではコロナウイルスの感染予防として、手指消毒や手洗い・うがい、マスク着用などがスタンダードになりました。これらの感染症対策を行うことでコロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザなど感染も予防できます。基本的な感染症対策を怠らずに、受験まではより一層気を引き締めて取り組みましょう。
■規則正しい生活
生活が不規則になると、自律神経の乱れを引き起こす可能性があります。10代の成長期や思春期は、頭痛・動機・めまい・不眠など、特に自律神経が乱れやすい年代です。自律神経の乱れは、上記のような症状の原因となります。すぐに良くなるものではなく、日頃の生活で整えておくことが肝心です。勉強を頑張りすぎて昼夜逆転の生活をしない、過度なストレスをため込まないように息抜きを忘れないなど、意識しておくとよいでしょう。
■睡眠時間の確保
勉強を頑張ることは大切ですが、睡眠時間を大幅に削ってはいませんか?体は動かしていなくても、勉強で脳は疲労しています。睡眠で脳を回復させなければ、体も不調を感じる原因となるため注意しましょう。また、睡眠は記憶と密接な関係にあり、体をだけでなく脳も休ませて記憶を整理するといわれています。効率的に勉強内容を頭に入れるためには、ただ叩き込むのではなく良質な睡眠をとることが大切です。

■バランスのとれた食事
日々の食事は健康な体づくりの基本です。勉強を優先して食事を抜く、外で勉強ついでに食べたファストフードがメインの食事として続くことがないようにしましょう。偏った食事が影響して貧血や胃痛を引き起こすだけでなく、集中力を低下させる原因にもなり勉強にも身が入らなくなる可能性もあります。食事が原因で体調を崩すと、改善をしてもすぐには戻りません。日頃からバランスのよい食事を行い、健康な体づくりを心掛けておきましょう。
■ケガに注意する
程度にかかわらずケガには注意が必要です。たとえ小さな切り傷などでも、何となく気になって勉強に集中できないことがあります。骨折などの重傷であれば、生活面でも不自由になりなおさらでしょう。
・交通事故を起こさない・巻き込まれないようにルールを守る
・歩きながらのスマホ操作や勉強はしない
上記のような危険リスクを回避する行動を意識するとよいでしょう。ケガの予防も、受験に備えて行う大切な体調管理の一つです。
受験日に万全の力を発揮するための直前の対策

受験直前ともなると、不安や緊張で胸がいっぱいになる人も多いでしょう。しかし、そんな状況下でも意識しておくべき受験直前の対策は以下のとおりです。
受験前日は早めに就寝
受験が2日間以上ある場合はすべて終わるまで答え合わせをしない
リラックスできる対策を準備しておく
受験当日に寝坊や体調を崩さないためにも、前日は早めの就寝を心掛けましょう。緊張して眠れないなど、過度な緊張を和らげるための自分に合ったリラックス方法も準備しておくと何かと安心です。また受験が2日間以上にある場合は、翌日に残りの試験を控えている段階で答え合わせをするのはやめましょう。必要な勉強をする時間が削られ、結果が悪かった場合に精神的なダメージにもつながります。気になる気持ちは分かりますが、万全な状態で受験にのぞむためにはリスクをともないます。
まとめ
受験に向けて体調を整えるためには、勉強と並行して日頃から取り組むことが大切です。体調が崩れると、受験を控えた大切な時期に時間を無駄にすることにもなります。記事内で紹介した体調管理のポイントは、基本的ですが大切な対策です。
受験直前の注意事項とともに取り組み、万全の状態で受験にのぞめるよう応援しています。
プロフィール
みなみ なみ
現役看護師WEBライター。 看護師として働きながら、ライター活動を行う一児の母。皮膚科勤務経験が長く、医療関連記事だけでなく美容記事も得意。 趣味は、グルメ・旅行・英会話。こどもに邪魔をされながら、日々執筆中!
現役看護師WEBライター。
看護師として働きながら、ライター活動を行う一児の母。皮膚科勤務経験が長く、医療関連記事だけでなく美容記事も得意。
趣味は、グルメ・旅行・英会話。こどもに邪魔をされながら、日々執筆中!