【容量を気にせず写真を保存】フォトクラウドで思い出を刻もう

【容量を気にせず写真を保存】フォトクラウドで思い出を刻もう

今回は、スマホで撮影した写真を多く保存する方法をご紹介します。データ容量を気にすることなく、友達や家族との思い出をたくさん残しましょう!


データの保存先は

スマホの写真データの保存先は、内部ストレージ、外部ストレージ、クラウドストレージの3つです。
まず内部ストレージはスマホ本体の保存場所で、スマホの容量が大きいモデルであればより多くの写真が保存できます。1番低い容量は64GBモデルが主流です。iPhoneではiPhone SE2 64GBやiPhone8 64GBモデルが未だに根強い人気となっています。

次に外部ストレージは、SDカードやmicroSDカードなどのスマホ本体以外の媒体を使用した保存先です。iPhoneは外部ストレージの直接挿入が非対応となっています。

最後に紹介するのがクラウドストレージ。本体や外部媒体を使用せずオンライン上にデータを保存します。iPhoneであればApple IDにてiCloudが利用できます。

内部ストレージへの保存はおすすめできない?

写真データの保存先は先述したように3つありますが、内部ストレージへの保存は、4GB全ての容量を写真データの保存に使用できないため、あまりおすすめしません。スマホが64GBモデルであればなおさらです。そこからさらにアプリの追加やアップデートファイルを更新するため、1カ月~2カ月で40GBほどになるでしょう。ちなみに私は、64GBモデルを約1年間使用しアプリを50個以上追加しましたが、スマホの動作が遅くなり、端末の発熱が頻繁に起きるようになりました。

もちろん使い方にもよりますが、内部ストレージへのデータ保存は極力避けて、スマホに負荷が掛からないようにしましょう。

おすすめはクラウドストレージ

クラウドストレージをおすすめする理由は、バックアップになるからです。たとえば、スマホが急に故障や紛失した場合でも、バックアップとしてクラウド上に保存していれば大事な写真データをダウンロードできますし、内部ストレージを圧迫しないのでスマホ本体に負荷が掛からず、より長く使用できる可能性があります。

クラウドストレージで真っ先に思い浮かべるのがiCloudですが、無料版では写真データを2,000~2,500枚ほど保存できる5GBが使えます。そのほかにはどんなクラウドストレージがあるのでしょうか?

AmazonフォトとGoogleフォトを使ってみよう!

AmazonフォトはAmazonプライム会員が使える容量無制限のフォトストレージサービスです。Amazonプライム会員は月額500円で通販大手のAmazonをお得に利用でき、プライムビデオで対象の映画が見放題となるサブスクリプションサービスです。もし、Amazonプライム会員であれば容量無制限でのクラウドストレージを利用してみては。

ちなみに、学生さんであればプライムスチューデントとなり、月額250円でプライム会員になれます。この場合は月額250円でAmazon特典と無制限ストレージか月額130円で50GBストレージの2択です。

Googleフォトは、Google IDさえ作れば誰でも使えるフォトストレージ。Google IDの作成は無料ですが、Googleフォトが無料で使えるのは15GBまでとなり、15GB以上の保存は年間2,500円で100GB購入しなければなりません。
しかし、iCloudの5GBと組み合わせれば合計で20GBとなり、約10,000枚の写真データが保存できるため選択肢に入ります。
そして、Google ID作成で使用できるフリーメール「Gmail」はiPhone・android・パソコン問わず使い勝手が抜群で、社会人になってもビジネスツールとして活用できることから今から慣れておくといいかもしれませんね。

また、Googleフォトは、撮影日や撮影人物を自動で識別します。たとえば友達の顔をフォトフレーム設定しておけば、Googleフォトが自動で設定した人物をピックアップしたり、過去の思い出スライドショーを自動で作成したりしてくれます。Googleフォトがあなたに代わって良い写真のみを厳選するため撮影後も高い満足度を得られるでしょう。

iCloudへの自動保存をオフにする方法

AmazonフォトやGoogleフォトを使用する上で肝心なのが、写真のiCloud自動バックアップをオフにすることです。
オフに設定しないとiCloudにも写真データが送られ容量を圧迫してしまいます。オフにする方法は次の通り。

① 設定を押す

② 自分アカウントの名前を押す

③ iCloudを押す

④ 写真を押す

⑤ iCloud写真の設定をオフ

次に、撮影した写真やスクリーンショット機能を使用した際にスマホ本体に保存されたデータを消去する必要があるため、Googleフォトを例に解説します。iPhoneで撮影した写真はフォトストレージと写真アプリに保存され、スクリーンショットをすると「写真」か「フォルダ」どちらに保存を選択する必要があります。スクリーンショットと写真のデータをまとめて管理するため写真に保存を選択してください。
写真に貯まったデータをGoogleフォトから一括消去します。

① Googleフォトのアカウントから操作し、このデバイスからファイルの削除を押す

② 〇個のファイルの削除を押す

まとめ

少しの準備でたくさんの写真を保存できるクラウドストレージ。ぜひ、活用してみてくださいね。

プロフィール

志津 良

ガジェットブロガー。

GoogleやApple製品などガジェット関連の情報を「二番煎じのガジェットブログ」にて発信。また、ガジェットを切り口にSNSや音楽などを幅広く扱ったWebメディア「weblog」も運営中。

この記事のWriter

ガジェットブロガー。
GoogleやApple製品などガジェット関連の情報を「二番煎じのガジェットブログ」にて発信。https://nibansenjiblog.hatenablog.com/
また、ガジェットを切り口にSNSや音楽などを幅広く扱ったWebメディア「weblog」も運営中。https://lit.link/weblog

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