■私たち家族の再スタート
私の両親は日本語を学びながら、職業案内所で就職活動を行っていました。
幼い私と弟がいた両親は、中々就職先が決まらずに数ヶ月の就職活動を経て、神奈川県S市にある社宅付きの工場勤務が決まり、1,995年に家族4人で神奈川県へ引っ越しをしました。
この年は私たち家族が初めて日本で自立した生活をスタートさせた忘れられない年となります。
■新しい環境での生活
神奈川県S市に引っ越しをしてから4歳の私と2歳の弟は、初めて日本人の子供たちが通う保育園へ入園をしました。
私はこの頃の記憶があまりないため、母に当時について1番の思い出を聞いてみました。
ある大雪の日、いつも通り母は私たち姉弟をママチャリに乗せて登園をしていました。
雪避けのため、母の着ていたカッパに上手く隠れていた私とは反対に、カッパを嫌がった弟はじっとせずに雪を浴びてしまっていました。
保育園についた頃には寒さで弟がぐったり。それをみた母はパニックになり、保育園中大騒ぎになったそうです。
母はこの後、2度と私たち姉弟に辛い思いをさせるまいと強く思い、十分な日本語力ではなかったのですが送り迎えをするために、車の免許取得を決心しました。
その後は1年程S市で生活をしていたのですが、県営団地の応募に受かり隣町のH市に引っ越しが決まりました。
■「VYOND動画」制作レベル2
今回トライをした内容は、
① オープニングタイトルとエンディングの挿入
② テロップの挿入
③ 主張したい表現に色付け
① オープニングとエンディングの挿入
今回は各ストーリーのアニメーションを始める前にタイトルを挿入することで、どの目次のアニメーションを表現しているのかわかりやすくしました。
また、ストーリーの終わりがわかるように、エンディング部分にもエフェクトをかける工夫もしています。
② テロップの挿入
全てのシーンにテロップを挿入することで、よりアニメーションが何を表現しているのかを分かりやすくしてみました。
ここでは、テロップに書かれた文章とアニメーションの動きが連動するように調整をすることが難しかったです。
③ 主張したい表現に色付け
今回は主張したいテロップやアニメーションに「赤」や「青」の色付けをしました。
また大雪の日を表現する際に、背景をグレーに色付けをすることで、曇っているよな表現もしています。
■次回につづく
次回は隣町で新たな環境で生活を始めた私が卒園から小学校へ入学し、そこでの生活をお話したいと思います。
是非お楽しみにしてください。
長年アパレル業界で働き、フリーランサーに転身。
アパレル業やデザイン系の仕事をしています。